こんにちは~!
さやえんどうです🌱
今回は
はてなインターネット文学賞「記憶に残っている、あの日」
をテーマにブログを書いてみようと思います。
私にとって「記憶に残っている日」は、
最後に彼と空港でバイバイした日です。
その日は2020年2月2日。
空港で私は泣いていました。
離れるのか悲しくて。
彼は一生懸命「また会えるから!泣かないで!」と励ましてくれましたが、数日後には彼は母国に帰ってしまいます。
当時、お互い学生で、私は2カ月後には社会人。
時差もある中でこの関係性が穏やかに続いていくのか不安な中、泣くのをやめることなんてできませんでした。
時間は残酷です。
とうとう搭乗時刻が迫ってきました。
私は涙が止まらず、周りからチラチラ見られる始末、、、
(今書いてる途中でも思い出して泣きそうです)
私につられたのか、それとも長い時間離れることを実感したのか、彼も泣き始めました。
彼の泣く姿を見たのははじめてで、さらに泣く私。
結局時間ギリギリまで一緒にいましたが、時間には逆らえず、空港で最後のバイバイをして私たちは別れました。
私たちは夏にまた会えると思っていました。
その日から今日で約1年半。
まだ一度も会えていません。
今日まで何度も何度も会う計画をたてました。
でもその都度、予定はキャンセルになりました。
今でも彼は
「なんであの時さやえんどうを引き留めなかったんだろう。一緒にフランスに連れていくべきだった。」
と言っています。
本当に、この経験をして、人生この先どんなことがあるかわからない、どこかに行ってしまわないように、ずっと一緒にいるために、本当に大切な人のできるだけ側にいようと思いました。
忘れられない、忘れてはいけない感情が詰まった日です。
これが私の「記憶に残っている、あの日」です。
それでは今日はこの辺で。
À bientôt!(ではまた!)
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彼が送ってくれた、貫禄のあるエッフェル塔の写真。